Tuesday, February 4, 2020

「日本のことを好きな韓国人」「日韓の架け橋」という詭弁

■「韓国人」とひとくくりにする人たちへ──日本との縁を育んできた韓国人たちの物語(2020年2月4日(火)06時45分)
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/02/post-92294.php

>今号は韓国人だ。過去最悪に陥った日韓関係の中で、韓国人は全員「反日」だと捉え、
>それに対抗するかのように、韓国政府に限らず「韓国人」全体を批判する日本人――。
>日本のカルチャーを敬愛する韓国人を紹介することで、そうした風潮に対しても、
>日本と韓国の間に確かに存在するつながりを再提示できればと願っている。

■詭弁「論点のすり替え(Ignoratio elenchi)」
論じている内容とはちがう話題(主題)を提示することで論点をそらすもの。
論理性が未熟なために陥る場合は誤謬であるが、意識的におこなう場合は詭弁となる。

日本人から韓国人に対する「反日だという認識」に対して、
「日本の文化を好きかどうか」を持ち出してきて反論しようとしている。

「韓国人から日本人への反日行為」は、諸外国に対して日本を貶める話を吹き込んだり
日本に対して謝罪要求と賠償要求を繰り返したり、挙句の果てには国家同士の条約まで
破り捨ててカネの無心にしがみつく行為にまで及んでいる。

このような実害に対して、「日本の文化を好きかどうか」など何の意味も価値もない判定基準であることを
この記事は隠蔽している。

■心理学「好意の返報性」の「強要」
誰かが自分に好意を持って接してくれていると、自分はその誰かに対して
やはり好意的に接するようになるという反応。

ここでは、「日本人に対して」「韓国人はこんなにあなた方のことが好きなんだよ」と
「韓国人から日本人への好意的な行い」を提示することで、
「日本人から韓国人への好意的な反応を誘発しようとしている」。

これはあからさまな「好意の押し付け」でしかなく、
「国家として日本との条約を踏みにじったことへのカウンターにはなりえない」。
好意はどうでもいいから条約を守れやと言われて終わりである。

■観点の偏り(Перспектива)
紛争の報道において、どちらか一方の主張のみを取り上げ、他者の立場を無視する。いわゆるスピン。
ここでは、日韓の対立に対して韓国側の言い訳だけを取り上げており
日本側の立場は取り上げていない。これは非常に一方的な構成である。

そもそも「では、韓国内で韓国人とつながりを築いてきた日本人はなぜ今まで一人もいないのか?」という質問には
答えられない。
日本が戦争で負けた後、韓国人は一斉に日本人を虐殺した。朝鮮半島残留日本人孤児が今まで一人もいないのは、
朝鮮半島にいた日本人が、韓国人によって全て殺しつくされたからに過ぎない。

「在日朝鮮民族は日韓の架け橋だ」という言葉は数年ごとに飽きることなく繰り返される媚であるが、
「韓国国内で韓国人と絆をはぐくんできた日本人が一人も存在しない時点で韓国人は日本人の敵」だと
繰り返し証明しているに過ぎず、その点に考えが至らない時点でもう論評に値しない。
寧ろ日本人を心底見下しているからこのような言動をとれるのである。

https://megalodon.jp/2020-0205-0446-53/https://losersbiggermouths.blogspot.com:443/2020/02/blog-post_35.html